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2017年2月14日

F1を目指す若手と一問一答--牧野任祐(ユーロF3)

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2月13日にホンダは、2017モータースポーツ計画を発表した。

発表会見の後、[STINGER]に用意された2階の特別室に、最初にやってきたのは、ユーロF3の牧野任祐(まきの ただすけ)。

一昨年のFIA-F4時代から、[STINGER]の目に留まっていた牧野任祐は、ナマイキさの中に毅然とした決意を感じさせる少年から、青年の表情に変化しつつ、新たな年を迎えた。

ハイテック・ジーピー(HITECH GP)で2017年に挑む牧野は、物おじしない態度の中に、イギリス生活への不安も見せながら、新たな挑戦に、ワクワクしている気持ちを伝えてくれた。
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◆カートで"世界"は経験済み

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---今日は、私が始めて?
牧野任祐(以下、牧野):はい。

----ではこれから同じことを何度も訊かれると思いますけど(笑)。
牧野:はい(笑)。

----まずは進級おめでとうございます(笑)。
牧野:ありがとうございます。

----海外の経験は始めてですか?
牧野:ユーロ・マックスというカートシリーズを1年間やりました。高校1年か中学3年か、その辺りで。

----どんな感じだったのですか。
牧野:ヨーロッパのファクトリーとかいる中で、体制的に厳しいところもあったんですけど、所々で前を走れたりしたので、なんとか、やればイケルな、というのがあったんですけど、向こうの方がレースも激しいので、その中で揉まれたのはよかったかな、と。あとは言葉の壁とかあったりしました。

☆☆
"本場の厳しさを知っている"、ということは大事なことだ。下手をすると、それに翻弄されてしまうケースもある。

牧野:その辺に関しては心配してないですけど、今何を心配しているかというと、一人暮らしです(笑)。

----とこに住むのですか。
牧野:オックスフォードです。

☆☆
オックスフォードは、二年の感覚で言うと、田舎街だ。しかし、もっと北のスコットランド留学した女子大生は、"冬の間、やることなくて、寒くて表にも出られなくて、でも、だから勉強がたくさんできた"と言っていた。なんでもある日本では、誘惑がたくさんある。それがない環境に身を置くことで、19歳がどう成長するのか、楽しみではある。

----独り暮らしは日本でも?
牧野:していないです。

----まずは食事が大変だね。
牧野:ですね、自炊をどうしようかな、と。選択もあまりする人じゃないですし(笑)。でも、そうしないと生活できないんで、なにか方法を考えてやると思います。

----レースに関しては、経験がある。
牧野:そんなに心配していないです。

----海外でF3を闘う、ということはどうとらえていますか。
牧野:自分自身はフォーミュラワンのチャンピオン目指してやっているので、国内ぢいてるより、ヨーロッパでレースをするのが近道であることを間違いないことなので、それができるのは凄く嬉しいですし、カテゴリーも模索しながら考えてもらった結果としてユーロF3と言うことになりましたが、結果的にいいチョイスができているのかな、と思っています。スーパーライセンスのポイントもGP3より高いですし。レベルも高いし距離も走れるし、レース数も多いし、自分自身のトータル的なレベルアップも含めて凄く楽しみです。

----チームのメンバーには?
牧野:もう会っています。一回イギリスに行ってシート合わせもして、住むところも決まっているので荷物も置いてきて。

----いつごろ?
牧野:いつだったかな、1月末くらいですかね。

----チームはウェルカムしてくれていますか。
牧野:そうですね。チームもキレイで、シミュレーターもF3専用難ですけど持っていて、いい環境ができています。

----シミュレーターが嫌いな人もいますけど。
牧野:ボクは好きです。

----何が面白い?
牧野:やっぱり、簡単にいえば、走れるんで。それと、自分のクセはシミュレーターでも分かるのでそれを教えてもらえますし、向こうのエンジニアの考え方もそれで分かったりしますから。そういうのを活用しながらやっています。

----いつからイギリスに引っ越すのですか?
牧野:たぶん、2月末か3月頭に。

◆始めての独り暮らし

----そこから不安が始まるわけだ(笑)。
牧野:そうですね(笑)。

----オックスフォードはいいところだと思いますよ。大学の街だよね。
牧野:そうですね。大学が多くて若い子が基本的に多いので、頑張って友達とかも作りたいと思います。

----ホンダの本拠地もシルバーストンも近いし。
牧野:そうですね。

----今年はユーロF3に集中する。
牧野:そうですね。年間30戦、10戦それぞれに3レースありますから。マカオを入れると31戦ですね。マカオも予定に入っています。

----まずはスーパーライセンスを取る、というのが目標ですか。
牧野:そうですね。スーパーライセンスをまず取らないと。乗る以前の問題ですから。しっかり取れるように頑張っていきたいと思います。

----言葉は?
牧野:まぁ、そんなにですけど、向こうでも勉強します。

----ちなみに、英語を離せれば友達が百倍になる、という説がありますね。作家の村上龍さんに伺った話では、30万部のベストセラーを英語にすると、一気に300万部売れるそうです。
牧野:へぇ、そうなんですね。

----オックスフォードに住むのは、チームに近いから?
牧野:チームのオーナーがオックスフォードに住んでいて。チームがあるシルバーストンにも10分くらいで行けるんです。住みやすそうな街ということもありますが、チームのオーナーの近くにいればいろいろ安心かな、と思いました。

----外国の食事は?
牧野:めちゃくちゃ好き嫌いがあるわけではないので、基本的にはなんでもいけるくと思うんですけど、外食ばかりしているとお金が持たなくなるので。イギリスはちゃんとしたところにいかないと飯がひどくまずいんで。それがちょっと(笑)。

----中華とインド料理はおいしいよね。
牧野:インド料理はおいしいってみんな言いますね。

----シルバーストンの近所にトースターという街があって、そこにおいしい中華がある(笑)。
牧野:そうなんですね。


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----自炊は大変だね。
牧野:とりあえずクックパットですね。それとお母さんからもちょっと教えてもらっています。

----2月末から3月初めにイギリスに移るということで不安もありながら、新しい生活にワクワク
しているところもある、ということですね。
牧野:ありますね。

----まったく一人なの?
牧野:そうですね。近くにオーナーはいますけど。

----今いくつでした?
牧野:19です。今年二十歳になります。

----いい時にここにいますね。
牧野:そう思います。去年もGT500にのせていただきましたし。

----活躍を期待しています。
牧野:はい頑張ります。ありがとうございました。

[STINGER]山口正己
photo by [STINGER]

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