F1に燃え、ゴルフに泣く日々。/山口正己

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2017年5月 6日

インディ500が気になるこれだけの理由

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                                     photo by INDICAR.com


ゴールデンウィークがあっと言う間に終わろうとしているけれど、アロンソのインディ参戦、考えれば考えるほど、興味は深まる。モナコよりを蹴ってまでアロンソがチャレンジしたいインデ500。

いずれにしても、アロンソがインディアナポリス・インターナシナル・スピードウェイをどう走るか気になるところだ。それは以下のような理由による。

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◆レースは一人じゃないが、オーバル、なかでも1周2.5マイル (約4.203km)という、オーバルの中でも最も長いロンゴクースのインディアナポリスは、最高速が高く、独特のシチュエーションの中にある。

◆通常のレースとは違うドライバー同士の信頼関係がクローズアップされ、周囲との"相互認識"が極めて重要になる。超高速だと、他車と、『空気を分け合う』というオーバル独特の思考回路が必須だ。

◆前車の巻き起こす乱流で空気の流れがかき回され、場合によっては後続車がスピンしてしまう。他車のことを考えている相手かどうか。それをロジャー安川は、"空気を分け合う"と表現した。

◆インディアナポリスのコースは、オーバルの中でも距離が長い=超高速。ならば、空気を分け合う感覚はさらに重要になる。お互いに勝手知ったる関係なら問題ないが、"新人"アロンソがどう仲間入りするか。アメリカンドリーム達成のためには"仲間入り"することが極めて重要だ。

◆ピケもマンセルもオーバル初体験でクラッシュしている。

◆アロンソが参戦するチームのマイケル・アンドレッティ代表が、レースで非常に重要な作戦参謀(ストラテジスト)を買って出た=元々は息子マルコのストラテジストだったのに、アロンソに回った=アロンソのチャレンジをすさまじく重要視している証拠だ。

◆去年、ルーキーのロッシが優勝しているが、そのチームは、アンドレッティ・オートスポート。今年のフェルナンド・アロンソのチームメイトになる。

◆アンドレッティ・オートスポートは、インディアナポリスに本拠地を置き、インディ500を得意とするチーム。今年は、フェルナンド・アロンソが加わって合計6台が参加する。その中には、佐藤琢磨も入っている。

◆F1に比べて、練習時間が長い。F1は、金曜日2回それぞれ1時間半と、土曜日の午前中の1時間でコースの習得やセッティングを決める必要がある。しかし、インディ500は、5月28日の決勝日に向けて、5月16日(スペインGP明けの火曜日)からまるまる1週間フリー走行が行なわれる。それも1日6時間も!! アロンソは、たっぷり練習時間がある、ということだ。

◆オーバルコースは、単純にグルグル回っているだけに見えながら、その実F1よりエンジニアリングが緻密とも言われる。超高速なので、ちょっとした違いがクラッシュにつながる。クラッシュは、高速だけに、極めてリスキーなことはいうまでもない。

◆例えば、超高速で走行している間に、冷えきってしまうブレーキの温度管理。時速300km/hオーバーから、ピットに止まるスピードの落差の辻褄合わせが簡単ではないという。ピットで止まれない事態が時々起きるのはそのためだ。高速に慣れた目をどう切り換えるかという能力も、インディ500のキモになる。

◆インディは左回り。当然、ロードコースや市街地とはセッティングが違う。なかでも、ハイスピードという独特のインディアナポリスだ。

◆単なる速さではなく、安定と500マイル(800km)先を見据える冷静なマインドが重要=アロンソの得意技。

◆5月3日にルーキーテストを受け、ついでに(?)合計110周したフェルナンド・アロンソは、222.548mph(358.157km/h)をサクッと記録した。

◆インディ500のシングルラップ最速記録は、1995年にアーリー・ルエンダイクが記録した238.260mph(時速383.443km/h)。

◆アロンソの挑戦は、始まったばかり。

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